喉头は呼吸、嚥下、発声という重要な机能を担っていますが、机能障害に対する根本的治疗法は确立されていません。治疗法开発には、指标となる正常组织の细胞组成、干细胞を含めた恒常性维持机构の解明が必要ですが、喉头での知见は少なく、これらの情报の集积は急务です。
このたび、大森孝一 医学研究科特任教授、大西弘恵 同特定講師、田村啓一 同博士課程学生らの研究グループは、トランスクリプトーム解析と組織学的解析を用いて喉頭各部位の上皮、上皮下間葉層を構成する細胞の多様性を明らかにし、幹細胞マーカーとして知られるSOX9-、Lgr5-阳性细胞が声帯に存在することを见出しました。さらに、気管(贬辞濒濒辞飞、罢耻产耻濒补谤)や食道(厂辞濒颈诲)のオルガノイドと类似の3种类の形态を示す喉头オルガノイドの作製にも成功しました。本研究は、正常喉头组织に関する新たな知见と、治疗法の検讨に必要な培养モデルの确立により喉头组织の治疗?再生への贡献が期待されます。
本研究成果は、2026年4月7日に、国際学術誌「Nature Communications」にオンライン掲載されました。
研究者のコメント
「喉头の声帯粘膜は発声时の振动に重要で、外伤や头颈部肿疡切除后に再生しにくく、生活の质に大きな影响を与えます。私たちは2000年から喉头?気管の再生医疗に取り组んできましたが、今回、声帯粘膜の干细胞候补を见出しました。この発见を足がかりに、失われた『声』の回復につながる新たな治疗法の実现を目指していきたいと思います。」(大森孝一)
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【书誌情报】
Keiichi Tamura, Hiroe Ohnishi, Koki Hasebe, Shintaro Fujimura, Tatsuya Katsuno, Zhaonan Zou, Shinya Oki, Yasuyuki Ohkawa, Satoshi Morita, Koichi Omori (2026). Identification of stem cell marker-positive subpopulations in the vocal fold of the larynx through transcriptomic analyses. Nature Communications, 17, 4928.